睡眠日記テンプレート
最終更新:2026年8月
睡眠日記とは、いつ眠り、どう眠り、翌日はどうだったかを記録するものです。毎朝2分で、睡眠について医師に持っていけるものとしては最も役に立ちます。記憶はひどく当てにならない証人だからです。眠れずにいる時間は感覚として引き伸ばされますし、自分がどれだけ眠ったかは、ほとんどの人が読み違えます。
ここではテンプレート、記入する内容、医療者が2週間分を求める理由、そして睡眠検査と並べて日記がどう使われるかを紹介します。
テンプレート
1晩につき1行、翌朝に記入します。医療者が必要とするものはすべて入っていて、余計なものは入っていません。
| 日付 | 床に就いた | 消灯 | 入眠(推定) | 中途覚醒 | 最後の覚醒 | 起床 | 睡眠時間 | 質 1〜5 | 昼寝 | メモ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 8/3(月) | 22:40 | 23:10 | 23:45 | 2回(約25分) | 06:20 | 06:35 | 6時間10分 | 2 | — | 16時にコーヒー、夕食にワイン |
| 8/4(火) | 23:00 | 23:05 | 23:20 | 1回(約5分) | 06:30 | 06:35 | 7時間05分 | 4 | — | 18時にジム、一日中冴えていた |
| 8/5(水) | 00:15 | 00:20 | 01:10 | 3回(約40分) | 06:25 | 06:50 | 4時間35分 | 1 | 15:00に20分 | 締め切り、頭が回り続けた |
列が多すぎますか? 減らして構いません。14日間続けられる5列の日記は、4日目で放り出される11列の日記に勝ります。省けないのは消灯時刻、最後の覚醒時刻、そして質の評価です。
毎朝、何を記録するか
夜の記憶がぼやける前に、起きてから30分以内に記入しましょう。
- 床に就いた時刻と消灯時刻 — この2つは別物です。ベッドで毎晩40分スクロールしていること自体が、1つの発見です。
- 入眠時刻 — 推測で構いません。医療者もそのつもりで見ています。
- 中途覚醒 — 回数と、合計でおおよそどのくらいか。「3回(約40分)」で十分です。
- 最後の覚醒時刻と起床時刻 — この2つの間隔が長いことは、不眠を存続させる習慣の1つです。不眠症の原因をご覧ください。
- 睡眠時間 — ベッドにいた時間から、その中で起きていた時間を引いたもの。これが平均される数字です。
- 質 1〜5 — どれだけ長く眠ったかではなく、どれだけ回復した感じがしたか。主観であることに意味があります。
- 昼寝 — 長さと時刻。遅い昼寝や長い昼寝は、次の夜の睡眠圧を削ります。
- メモ — 答えが隠れている場所です。カフェイン、アルコール、運動、薬、ストレス、翌日の眠気、朝の頭痛、パートナーに指摘されたいびき。
ルールが1つ。時計を見つめないこと — 何度も時刻を確認すると、睡眠も日記も悪くなります。時計は見えない向きにして、朝に推定で書きましょう。医療者もそういう前提で読みます。
2週間ルール
連続14晩というのが標準的な求め方で、切りがいいからではありません。
- 一晩ぶんはノイズです — パターンが、たまたま大変だった火曜日から区別されるには、それだけの夜数が要ります。
- 平日と週末を、2回ずつ拾えます — 平日と週末のずれ(ソーシャル・ジェットラグ)は、日記でわかる最もよくある、そして最も直しやすい発見の1つです。
- ベースラインになります — 次に何かを変えるときの、信頼できる「変更前」になります。
悪い夜も必ず含めてください。体裁よく整えた日記は、医療者を誤った方向に導いてしまいます。記入し忘れた朝があれば、その行は空欄のままに。空白は正直なデータですが、作り話の1行はそうではありません。
最後に、平均睡眠時間、平均臥床時間、そして睡眠効率(眠っていた時間 ÷ ベッドにいた時間)を計算しましょう。おおむね85%を超えていれば健康的とされます。それよりかなり低い場合は、実際に眠れている量に対してベッドで過ごす時間が長すぎるということで、行動療法が標的にするのはまさにこのパターンです。
医療者は睡眠日記をどう使うか
医療機関は、検査とあわせて1〜2週間分の日記を求めます。検査室の一晩だけでは答えられない問いに、日記が答えてくれるからです。
睡眠検査の前には、あなたの「ふだん」を確立します。検査が測るのは1〜2晩ですが、日記は「平均5時間半」「就寝時刻が3時間ぶれている」といったことを語ります。
状態を見分けるために。 睡眠不足なら、質は普通で時間が足りていません。概日リズム障害なら、「ずれた」時刻に良く眠れています。不眠症なら、寝つきが長いか中途覚醒が長い。説明のつかない覚醒と日中の眠気が揃うなら、呼吸の問題が示唆されます — 睡眠時無呼吸のサインをご覧ください。
治療を進めるために。 不眠症の行動療法は、日記の数字で動きます。処方される臥床時間はあなたの平均睡眠時間から決められ、効率が上がるにつれて広げられます。CPAP療法中は、日記が機械の使用データの隣に置かれます。稼働時間と、どう眠りどう感じたかを並べて見るのです。
要約ではなく、全部を持っていきましょう。医療者が見たいのは、ばらつきと外れ値です。
紙とアプリ:正直な比較
紙でもできます。このテンプレートを枕元に置き、ペンを1本、毎朝2分。代償が来るのは14日目の朝のあとです。14晩分を手で平均したり、睡眠効率を2度計算したりする人はいませんし、パターンは時刻の列の中に隠れ、3か月後にはその紙も見当たりません。
睡眠&夢Feeltrackerは、このテンプレートを自動化したものです。睡眠段階のトラッカーではなく手動の日記で、部屋の音を聞いたりあなたの段階を推測したりはしません。就寝・起床時刻の記録と睡眠時間の自動計算、質の評価、メモと夢、CPAP使用時間の記録、グラフとトレンド、そして医療機関向けのPDF・XLSX・CSV・JSON書き出し。リマインダー、ウィジェット、Apple Health連携、アカウント不要のiCloud同期、そしてあなたの履歴に対するAIインサイト(基本無料・オプションのプレミアムあり)。
「ふつうの1週間」を待たずに、今夜から始めましょう。そんな週は存在しませんし、今日始めた日記は、始めるのを待っている日記より2週間先を行っています。
よくある質問
睡眠日記はどのくらい続ければいいですか?
標準は連続2週間です。平日と週末を2回ずつ拾えますし、パターンが2〜3晩の不調から区別されるだけの長さがあります。1週間が、ほとんどの医療者が判断材料にできる最短ラインです。何かを変えてその効果を追うときは、もっと長くても役に立ちます。
正確に何時に眠ったかわからない場合はどうすればいいですか?
推定で構いません。みんなそうしていますし、医療者もそのつもりです。夜のあいだは意図的に時計を見ないでください。何度も時刻を確認すると、睡眠も日記も悪くなります。起きてから30分以内に、いちばん近いと思う推測で記入しましょう。
悪かった夜も記録すべきですか?
悪い夜こそ記録してください。整えられた日記は、ないよりも悪いのです。医療者を間違った問題に向かわせてしまうからです。丸ごと記入し忘れた朝があれば、何日も経ってから作り直さず、その行は空欄のままにしておきましょう。
睡眠効率とは何ですか。どのくらいが良い数値ですか?
実際に眠っていた時間を、ベッドにいた時間で割ってパーセントにしたものです。おおむね85%を超えていれば、一般に健康的とされます。それよりかなり低い場合は、眠れている量よりベッドで過ごす時間が長いということで、不眠症の行動療法が正そうとしているのは、まさにそのパターンです。
睡眠日記は睡眠検査の代わりになりますか?
なりません。それぞれ別の問いに答えるもので、医療機関は両方を使います。検査は1〜2晩の呼吸、酸素、脳活動を測り、日記は数週間にわたる習慣的なパターンを示します。呼吸の問題が疑われる場合、確定できるのは検査だけです。睡眠時無呼吸のサインをご覧ください。